スクライド オルタレイション

お疲れ様です。

スクライドといえば放送当時にエライ勢いでのめり込んだコンテンツなのです。その時どれくらいハマっていたかって1カット見れば何話のどのシーンか大体分かるくらいは観まくってました。

さて、2011年には10周年記念で劇場版も公開されたんですがその時は当方的にスクライドは完結したコンテンツだしなぁ、という思いで観に行かなかったんですよね。

そんな劇場版を今更観まして、QUANとTAO。

スクライド オルタレイション

TAOはよく纏まってるなぁって思いました。(小並感)マッドスクリプトは完全カット当然として、かなり好きな回であるところ社長のエピソードがまるっとカットされたのは仕方ないとはいえ残念でした。

一方でQUANはなかなか厳しいなぁ、と。まぁ最後の殴り合いがあれば満足できる映画ではあるのですがかなり端折ってる印象を受けました。尺の都合から物語を再構成していたり面白い試みもあるのですが如何せん尺が……。

前半戦のクライマックスがああなったことでラストの「こっから先は初めてだろうが」が成立しなくなってしまったのが結構悲しい。あそこの掛け合い好きなんですよね。まぁ好きなら好きでDVD引っ張り出してオルタレイションは10年後の別物と受け取ればいいのですが。

QUANのインタビューで酒井ミキオ氏が「観た人の中に10年間も残っているのは、この10年間に少年少女だったファンは苦悩や悲しみという壁を経験し、それにぶつかった時の答えが『スクライド』の中にあったからじゃないでしょうか?」という言葉が印象的です。

仕事がウンコすぎて死にそうなのですが、このタイミングでスクライド オルタレイションを観たのも何か必然に思えます。ロストグラウンドに生きるアルター使いや君島くんたちの生き様を見つつ自分はどうしようかなぁ、と思う次第でした。むむむ……。